聖書箇所: 2 コリント 5:18-20、イザヤ 9:6 など
キリストは、奪われてしまった平和を取り戻すためにサタ ンと戦われ、その平和を分捕り物として私たちに与えて下さいました。彼は捨てられた石としてご自分を捧げられたので、その石が神殿の礎となり、そこから世界に平和が流れ込むようになりました。この神殿がなくなってしまった ハガイの時代、神様は生き残りの民を励まして早く神殿を建てるよう強く勧めました。
銀はわたしのもの。金もわたしのもの。 –万軍の主の御告げ–
この宮のこれから後の栄光は、 先のものよりまさろう。
万軍の主は仰せられる。 わたしはまた、この所に平和を与える。
–万軍の主の御告げ–(ハガイ 2:8-9)。
神様がこの世界に「平和」を与えるという「この場所」とは、私たちに建てている教会としての神殿のタイプです。 神様がハガイを通して語られたように、私たちの建てる教 会を通して平和をこの世界に流し込むことを強く望んでお られる様子をよく理解することが必要です。この目的のために、キリストは捨てられた石となられ、今は私たちがその石の上に生ける石として神殿を建てています。
主のもとに来なさい。主は、人には捨てられたが、神の目には、選ばれた、尊い、生ける石です。あなたがたも 生ける石として、霊の家に築き上げられなさい。そして、聖なる祭司として、イエス・キリストを通して、神に喜ばれる霊のいけにえをささげなさい(1 ペテロ 2:4- 5)。
土台の石はすでに置かれたので、私たちは環境に動かされたり、自分の家のために走り回ったりせず、この土台の上にしっかりと立って、神の神殿を建てて行きましょう。それが平和を得るための鍵です。