聖書箇所: 箴言 3:14-15、黙示 3:17-18 など
あなたは、自分は富んでいる、豊かになった、足りないものは何もないと言っているが、実はみじめで、哀れで、貧しくて、 盲目で、裸であることが分かっていない。わたしはあなたに忠告する。豊かな者となるために、火で精錬された金をわたしから買い、あなたの裸の恥をあらわにしないために着る白い衣を買い、目が見えるようになるために目に塗る目薬を買いなさい (黙示 3:17-18)。
この目薬とは、この後に続くことばが示しているように、悔い改めによる目薬です。このラオデキヤのクリスチャンたちは、その豊かさに身を委ね、自分たちのことを知恵のある高質な者たちと自負していましたが、イエス様の彼らを見る目は全く反対でした。
わたしは愛する者をみな、叱ったり懲らしめたりする。だから 熱心になって悔い改めなさい。見よ、わたしは戸の外に立ってたたいている。だれでも、わたしの声を聞いて戸を開けるなら、わたしはその人のところに入って彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする(19-20節)。
悔い改めるためには、まず自分の間違いに気付き、それを正直に認め、謙遜になってそれを改めようと熱心に願うことが前提です。ラオデキヤの教会の場合で言うなれば、まず自分たちの高ぶりに気が付き、それを恥ずかしく思い、謙遜になりたいと願い始めることが必要でした。その時、神様は彼らを清めることができます。
もし私たちが自分の罪を告白するなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、私たちをすべての不義からきよめてくださいます(1 ヨハネ 1:9)。