聖書箇所: ルカ 24:13-35、イザヤ 60:1-3 など
ああ、愚かな人たち。預言者たちの言ったすべてを信じない、心の鈍い人たち。キリストは、必ず、そのような苦しみを受けて、それから、彼の栄光に入るはずではなかったのですか(ルカ 24:25-26)。
このことばは、イエス様の死なれた過越の祭りの後、自分の故郷エマオに帰る途中の二人の弟子たちにイエス様が語られたも のです。イエス様が彼らに「ああ、愚かな人たち」と言われた のは、「キリストは、必ず、そのような苦しみを受けて、それから、彼の栄光に入るはず」ことを信じなかった彼らの愚かさと、心の鈍さのことでした。
それから、イエスは、モーセおよびすべての預言者から始めて、聖書全体の中で、ご自分について書いてある事がらを彼 らに説き明かされた(27 節)。
この説明をされたのがご本人であり、彼はご自分のことを説明 しておられました。でも、彼らには、それがご本人であること が全く見えていませんでした。何と愚かで、盲目であったでしょうか。